2020/6/4(木)にリニューアルオープンした三井アウトレットパーク(MOP)横浜ベイサイドですが、連日にわたって周辺道路が混雑しているようなので、車の場合はどのようなルートが良いのか考えてみました。
グランドオープンから約2週間、毎日ちょこちょこGoogleマップの渋滞情報を見て情報を蓄積してきましたので、時間帯や平日と土日祝日の傾向の違いについても触れたいと思います。
土日は特に混雑し、コロナ禍によって入館制限が続くようですので、入館制限時の館内移動ルート、施設情報、感染症対策について事前に確認して、少しでも計画的に過ごされることをおすすめしますので、以下の記事もご参考にしてください。
なお、あくまでオープンから2週間ばかしの情報であり、実際に自分の目で確認したわけではなく、Googleの渋滞情報から考察したものですので、渋滞回避・迂回ルート・抜け道のご参考に留めていただけると幸いです。
結論:公共交通機関がいい
先に身も蓋もないことを書きますが、基本的には公共交通機関での移動をおすすめします。周辺道路はまだキャパが大きくない上に、工業団地に位置しているので大型トラックが多いです。そこにリニューアルオープンの人気で車が押し寄せて、カオス状態が続いているように見えます。
シーサイドラインは土日は臨時ダイヤで5分間隔で運行しており、SNS情報ではそんなに混雑していないようですので、可能ならば公共交通機関を利用されたほうが無難でしょう。施設側からお願いも出ています。
また、土日はブランチ横浜南部市場との間で無料シャトルバスが運行されるとのことです。特に磯子・横浜方面からの渋滞は酷いので、手前のブランチに駐車してどちらの施設も楽しんでみるというのもいいかもしれません。
周辺道路の混雑の傾向
周辺道路の混雑について、あくまで傾向を読み取ってみました。
時間帯の傾向
往路(施設に向かう方向)
- 第1波:10:00~12:00
- 第2波:13:00~15:00
第1波は午前中にショッピングを済ませて昼食を食べようと考えている人が多いのだと思います。開店時間の10:00前はピークにはなっていないことが多いですので、開店時間前に並ぼうと思っていたけど準備に手間取ったり、渋滞で到着時間が遅れた人が多いのかもしれないです。
第2波はゆっくり午後からショッピングしようと考えている人が多いのだと思います。ただ、第1波の復路の波と重なって周辺道路はカオス状態になっていることが多いです。
復路(施設から出る方向)
- 第1波:12:00~14:00
- 第2波:明確なものは見当たらず
第1波は出庫に時間が掛かるようですので、トイレなどは先に済ませておいたほうが良いでしょう。
第2波はずっと混んでいるような感じです。午後から行かれる方々は滞在時間にバラつきがあるのかもしれませんし、周辺道路の渋滞状況を見ながら帰るタイミングを見計らっているのかもしれません。特に午後から行かれる方々は時間に余裕を持ってスケジュールを組まれたほうがいいと思います。
曜日の傾向
これはどの商業施設でも言えますが、平日より土日祝日のほうが混雑しています。ただ、日曜日より土曜日のほうが比較的に混雑していないことが多いです。平日・日曜休みの方々もいるので、日曜日が段違いで混雑しているのだと思われます。
平日の傾向の違いは明確には見当たらないのですが、どの曜日も結構混雑しています。これはリニューアルオープンの人気によるものだけでなく、工業団地のトラックとバッティングしているためだと思われます。
渋滞の列が車の出入口を塞いでしまって困っているツイートもありましたので、思わぬトラブルにならないように注意されたほうがいいと思います。
渋滞ポイントとルート考察
MOP横浜ベイサイドは東側で東京湾に面していると見て、以下の3つに分けて渋滞ポイントとルート考察を説明します。
- 北ルート(磯子・横浜方面)
- 西ルート(戸塚・大船方面)
- 南ルート(鎌倉・横須賀方面)

北ルート(磯子・横浜方面)
人口分布的に考えて、この方面が一番交通量が多いでしょう。その分、道路のキャパは比較的に大きいです。
高速道路としては首都高速湾岸線(首都高)、幹線道路としては国道357号線(R357)、国道16号線(R16)、環状2号線(環2)を利用されることを想定します。最終的にはR357を走ることになるので、R357目線で渋滞ポイントをマッピングしました。

R357の磯子-鳥浜区間にはコンビニがありませんので、長時間の渋滞が予想される場合は事前にトイレなどを済ませておくことをおすすめします。
①R357と環2の合流地点

ともに交通量の多い幹線道路ですので、それらの合流地点は渋滞が起きやすいです。環2がR357に合流する形なので、環2側が渋滞していることが多いです。
したがって、環2組は横横に乗り換えて南ルートに合流するのもありだと思います。
R357も渋滞が伸びているケースは日曜日に見られました。R357組は左車線に寄っておいたほうがいいと思います。
②R357と杉田IC・R16側からの合流地点

最寄りの杉田ICから高速道路組、R16組(産業道路経由)が合流するので、ここは北ルートの最難関で特に渋滞しています。R357組は左車線に寄ったほうがいいと思いきや、左折するトラックもいるので、どの車線がいいかは良くわかりません。(私もこのトラップにハマりました)
高速道路組は次の幸浦ICまで行くか、横浜横須賀道路(横横)で並木ICまで行って南ルートに合流するのもいいと思います。港南台ICから環3に降りて西ルートに合流するのは後述の理由からおすすめしません。
③ブランチ横浜南部市場の車列

ブランチ横浜南部市場もなかなか盛況のようで満車になっていることが多く、入場待ちの車列でつっかえてボトルネックポイントになっているのを見かけました。ブランチの少し手前から片側3車線になるのですが、この交差点を過ぎるまでは右車線を走ったほうが良さそうです。
④工業団地入口

ブランチを過ぎると横浜ベイサイドの案内標識がある鳥浜交差点の手前で工業団地に入る車列で渋滞します。工業団地内を通り抜けて横浜ベイサイドの駐車場入口に周って入るルートですが、運送会社の営業所があってトラックも多いです。
このルートが早いかはわかりませんが、みんなが「そろそろ左に寄らないと入れない!?」と恐れて渋滞が酷くなっているように見えました。このポイントの先は渋滞していないこともあったので、状況によっては通り過ぎて鳥浜交差点で左折するのもありかと思います。ただし、鳥浜交差点は西ルートや南ルートと合流するので、車列が詰まって左折できないということも考えられるので要注意です。
⑤環2の終点のT字路

環2単独の渋滞ポイントなのですが、このポイントはT字路で右折信号の時間が短いので渋滞になりやすいです。加えて、ポイント①のR357との合流地点で詰まってしまうと右折さえできなくなって渋滞の列が伸びていると思われます。
北ルートの迂回ルート
R357にはコンビニがない、環2は詰まりがち、と為す術がないのかというとそうではなく、おすすめとまでは言えませんが、他のルートと違って幹線道路級の迂回ルートがあります。
R357とR16の間には根岸辺りから新杉田までの区間に産業道路というのが走っており、途中にコンビニがあって、ポイント②でR357に合流するルートがあります。

ただし、産業道路と言っても、片側1車線の区間や片側2車線でも路駐している車が多い、区役所や駅前ロータリーを通る道路なので、今や生活道路と化している面がありますので、思ったより渋滞を回避できないということも有りうるので、周辺の渋滞状況に応じて判断されたほうがいいと思います。
⑥R16から産業道路へ左折

磯子警察署の前の片側3車線を左折します。R357への接続道路のため、左折信号があるため、あまり渋滞はしません。その先を右折すると産業道路に入ります。
⑦環2からR16・産業道路方面へ

片側2車線が分岐して、右車線はR357方面、左車線はR16・産業道路方面になりますので、左車線から抜けます。
⑧R16を超えて産業道路で右折

R16とぶつかりますが直進して、すぐ産業道路を右折して入ります。実質T字路(直進は市営バス敷地)なので右折しやすいです。ただ、立て続けの信号となるため、渋滞しやすいポイントです。
⑨産業道路からR357へ

新杉田駅を過ぎて左折するとR357のポイント②になりますので右折します。右折レーンは2車線あるのですが、R357が詰まっていると渋滞しています。その場合は直進するのも一手かもしれません。一方通行道路になりますし、左折でR357に合流するので、信号切り替わりの間に入れそうです。
西ルート(戸塚・大船方面)
人口分布的に考えるとそんなに混雑しなさそうですが、横浜横須賀道路(横横)から港南台ICで環3に降りるルートもあるので、結構渋滞しています。
先に言うと、MOP横浜ベイサイドに近づくにつれて住宅街になり、道路のキャパが減ってボトルネックになっていく上に、北ルートや南ルートとの合流地点で詰まってしまう可能性があります。したがって、先に北ルートに合流してしまうのが良さそうです。
とは言え、環状3号線(環3)や国道16号線(R16)アクセスする方々もおられると思いますので、環3目線で渋滞ポイントをマッピングします。

①環3とR16の合流地点

環3の終点はR16に合流しますが、横浜ベイサイド方面は右折になります。ただ、右折信号が短いので、ここで渋滞になります。右折レーンも短いので、片側2車線の右車線は混雑して渋滞の列が伸びていると思われます。
R16はここから片側1車線になることもあり、ここで左折して北ルートに合流したほうがいいのではないかと思います。
②R16の左折

R16から横浜ベイサイドに面する道路に左折するポイントも渋滞しています。このポイントまで渋滞の列が伸びている場合もあり、前述しているようにおすすめは出来なさそうです。
手前の交差点で左折すれば富岡総合公園を周る抜け道があるように見えますが、結局メインルートに合流するところで渋滞が発生しているので、どちらが早いかはわかりません。
③鳥浜交差点

このルートの最難関ですが、ここを抜ければもう目の前なのに、北ルートと南ルートと合流するので、北ルートの左折と南ルートの右折で車列が途絶えず渋滞していると思われます。そうなってしまっても周りは迷路のような住宅街の道路ですので、右往左往して結局早いんだか遅いんだかわからないことになりそうです。無理やり交差点に進入してしまうと更に大渋滞を引き起こすとトラブルにもなりかねません。
したがって、先に北ルートに合流したほうがいいと思うわけです。
④R16から産業道路に入る交差点

北ルートに合流しようとすると、まず産業道路に入るために右折しないといけませんが、ここも渋滞しているようです。ただ、右折レーンが長いのでそこまで詰まっているようには見えません。
鋭角に右折すれば抜け道があるように見えますが、知っている人が良く利用するのかこちらも渋滞しているので、どちらが早いかわかりません。R357への合流は右折になるので、対向車線の直進があって詰まっているのかもしれません。
⑤産業道路からR357への合流

北ルートの迂回ルートで述べたように、R357への右折レーンが渋滞している場合は直進するのも一手かもしれません。
西ルートの迂回ルート
北ルートへの迂回ルートと言えど、ほとんど北ルートになってしまうので、後日見つけた迂回ルートを紹介します。
先に触れたように、西ルートの最難関は鳥浜交差点の直進です。
この直進が詰まりやすいようです。北ルートの工業団地内を回って左折でベイサイドの駐車場に入る列が優先になるのが一番大きいと思いますが、鳥浜交差点の先で南ルートの迂回と合流するのもあるからだと思います。鳥浜交差点自体は北ルートからの左折と南ルートからの右折で詰まって、西ルートの直進は一台も進めない場面を何度か見ました。無理に進むと交差点を封鎖してしまって反対車線の車やR357直進の車からクラクションを鳴らされてイライラポイントになっています。
そこで西ルートの直進が詰まっている場合は鳥浜交差点で左折、すぐに右折して北ルートに合流することで、まだ進むことが期待できます。

鳥浜交差点は左折レーンと左折信号があるので、ここで詰まることはまずなさそうです。

工業団地入口交差点の右折レーンはそんなに長くないので詰まる渋滞する可能性はありますが、進まないよりマシだと思います。

南ルート(鎌倉・横須賀方面)
人口分布的に考えるとそんなに混雑しなさそうですが、R16からR357に辿り着くまでの道路のキャパが小さいのと、海の公園や八景島シーパラダイスが手前にあるなど、幾つか渋滞ポイントがありますし、横浜ベイサイドに入るには必ず右折になってしまうので、鳥浜交差点は大渋滞しています。
したがって、横浜横須賀道路(横横)から並木ICで降りるのがいいと思います。その先の迂回ルートも多少考えられますので。

なお、破線矢印で示しているのは工事が進んでいる圏央道とR357の延伸事業ですので、これらが開通すればアクセスしやすくなりそうですね。
①R16から海の公園へ

金沢八景駅を過ぎた先の交差点で右折渋滞が起きています。右折レーンは長くないですし、信号が連続するので渋滞が悪化していると思われます。手前で右折して野島から迂回するルートもありますが、最終的には右折で合流するので、どちらが早いかわかりません。
②R357への合流

左折信号があり左折レーンも長いので渋滞はそれほど酷くないです。ただ、9:00頃に渋滞しているので、恐らく工業団地の出勤と、直進すると横浜市大病院があるので通院の車で交通量が多いのだと思います。
したがって、直進すれば迂回できそうですが、ここで直進はしないほうが良さそうです。
③R357と並木ICの先の交差点

2つの大きな幹線道路が交差するので渋滞しますが、どちらもキャパがあるのでそこまで渋滞は酷くないです。迂回するならここで右折してコストコの前を通るのが良さそうです。ただし、片側1車線になるので渋滞したら身動きが取りづらくなるので注意です。加えてこの先R357を進むとほとんど脇道がなくなりますので、渋滞の長さを見極める必要があります。
高速道路組の並木ICで降りた方々はここで左折するか、迂回ルートで直進するかです。
④鳥浜交差点

このルートの最難関ですが、ここを抜ければもう目の前なのに、北ルートと西ルートと合流するので、北ルートの左折と西ルートの直進で車列が途絶えず渋滞していると思われます。右折なので分が悪いですし。無理やり交差点に進入してしまうと更に大渋滞を引き起こすとトラブルにもなりかねません。
迂回ルートはありますが、渋滞が酷いときは鳥浜交差点の一つ手前の交差点でも渋滞の列が続いています。迂回するなら前のポイント③で右折するのが無難だと思います。ただ、いずれにせよ最後は右折で合流するので、どちらが早いかどうかわかりません。
あと、R357の西側に金沢シーサイドタウンというすごく広い団地がありますが、ここを迂回ルートにするのもおすすめしません。通り抜けるように設計されていない、並木IC付近にあるビアレ横浜という商業施設の周りが渋滞する、出口道路は狭い上に結局右折で西ルートに合流するためです。
あとは西ルートと同様に北ルートに合流して工業団地内をぐるっと回るほうが早いかもしれませんし、少なくとも進みは感じられると思います。
南ルートの迂回ルート
R357と鳥浜交差点の迂回ルートについてここまで触れてきましたが、もう少し詳しく説明します。

R357と並行するルート
R357の一本海側の工業団地内を通るルートのですが、細かく見ると2つルートがあります。幸浦一丁目交差点で直進するか右折するかです。ただ、結局すぐに合流します。
直進は右折ルートの先が渋滞していたら車列に割り込めるかもしれませんが、右折レーンも右折信号もないところで右折しなければならないので、後続車両を詰まらせてしまうかもしれません。ということで無難なのは右折です。
鳥浜交差点を通過するルート
西ルートの迂回ルートのように、鳥浜交差点から横浜ベイサイドに向かうルートが詰まっている場合は、直進で通過して工業団地入口交差点で右折して、工業団地内を回って左折で駐車場入口に入るほうがストレス低減になるかもしれません。
ただ、西ルートの方々が同様に迂回すると工業団地入口交差点の右折が渋滞するので早いかどうかはわかりません。
まとめ
渋滞の先や正体が見えないとイライラやストレスが溜まって、せっかくのショッピングが台無しになると思ったので、渋滞ポイントとルート考察をご紹介させていただきました。
- R357の渋滞ポイントとルートを意識しながら車線変更
- 状況によっては幸浦ICまで行くか横横で並木ICまで行って南ルートに切り替え
- 特に環2組は産業道路で迂回するのもありかも
- 工業団地内では車の出入口を塞がないように注意
- 環3を降りたら先に北ルートに合流したほうがいい
- それか横横で南ルートに合流したほうがいい
- R357に入るまでが大変なので横横でアクセスしたほうがいい
- 迂回ルートは早めに判断したほうがいい
- 圏央道やR357の延伸が開通したらアクセスしやすい
なるべく周辺の企業や住民に迷惑が掛からないよう、渋滞を分散させる考えでルートを検討されてはいかがでしょうか?
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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