Rakuten Miniを外に連れ出してカメラで遊んでみたので、素の状態の画質といじった状態の画質を実際の写真を交えながら紹介します。
購入に悩んだ・至った理由を紹介した記事はこちら。
1日使用したレビューを紹介した記事はこちら。
先に結論を言うと、
- 素の状態:思ってたより画質がいいので、ふとした瞬間の撮影なら全然満足
- いじった状態:解像度が上がるだけでなく、ぼかし、高コントラスト、夜景の撮影が出来るようになり、まあまあなオールラウンダーになる
実は冒頭の写真が素の状態で撮影したものなんです!奇跡?
オリジナルカメラ(素の状態)
概要
プリインストールされている、こんなアイコンのやつです。なお、普通ではアンインストールも無効にも出来ません。

性能・機能
写真サイズ(背面/前面)
- 4:3:16MP/5MP
- 1:1:9MP/2MP
- 16:9:8MP/2MP
と設定表示はされているんですが、16MPに設定しても撮影したものによっては5MPに落とされます。(というか大半はそう)
動画サイズ(背面・前面ともに)
- 1080P
- 720P
その他機能
いたってシンプルですが、最低限の機能は備えている感じです。
- 光学ズーム(背面カメラのみ、倍率表示がないけど恐らく5倍)
- フラッシュ(背面はLED、全面は画面明るさ最大)
- タイマー
- スマイルショット
- タッチフォーカス
- ちらつき防止(テレビなどを撮影すると出るやつ)
- 効果(肌、明るさ、赤み)
- フィルター(静止画のみ、9種類)
作例
まずは引きの全景。


ゴルフ場で遊んでる!?と思われたかもしれませんが、根岸森林公園という昔は競馬場だった公園です。笑
ちょっと曇り空だったので光量不足でパッとしませんが、まあ映りの印象は普通ですよね。そう思われたなら、色味も自然に近いってことでしょう。
ただ、ズームすると粗さがわかるので、まあ16MPならこんなもんだよなといったところ。
ところが、接写した瞬間に世界が変わったんですよ!

本体の小さい画面でもわかった、このぼけ感。曇り空でこれにはびっくりしました。
ただ、焦点位置の調整はタッチで出来るとは言え、なかなか難しいです。

とは言え、この接写のぼけ感ならば食べ物とかもインスタ映えする写真が撮れるのでは。
ただ、他の方のレビューにもあったんですが、夜景に弱いみたいなのでGoogleカメラを入れることにしました。
Googleカメラ(いじった状態)
いじった状態というのはGoogleカメラをインストールすることですが、Google Play ストアで検索してもヒットしないです。
Chromeで検索して出てくるリンクでアクセスすると、Rakuten Miniは対応していないことがわかります。

したがって、アンオフィシャルな方法でインストールする必要がありますが、詳しくない方でも意外に簡単にインストールできます。
ただ、インストールはご自身の責任でお願いいたします。
インストール方法
「Googleカメラ apk」で検索すると色々なダウンロードサイトが出てくるのですが、私はここからダウンロードしました。
ダウンロード
Rakuten Miniで前述のURLにアクセスすると以下のような画面が表示されるので、「~.apk」をクリックします。

続いて、各バージョンが列記されている画面になります。「~.apk」をクリックするとダウンロードが開始されます。

私は最新版(2020-06-02)をインストールしましたが、特段問題はなさそうです。
なお、「configs」というのは各機種に最適化された設定ファイルですが、Rakuten Mini用は用意されていないので、ダウンロード不要です。
インストール
画面に表示される案内に従えば迷うことはないので割愛しますが、アンオフィシャルな方法のため、発行元が不明だとか、本当にインストールしていいか、その許可を設定するか、といった案内が出ます。
ただ、このファイルはPixelから抜き出したものだと思うので、データ自体に問題があるようなものではありません。(もちろん、悪意を仕込んだデータも出回っている可能性は否定できません)
設定
無事にインストールできたら、ホーム画面にこんなアイコンが追加されます。オリジナルと見分けるには色付きと覚えればいいと思います。

ここから、シャッターを押したらアプリが落ちないように設定するのが大変です。
魅力的な機能がたくさんあるのですが、私は結局、以下のように色々とオフにしないと写真を撮影できませんでした。
- HDR+:オフ
- Google AWB:オフ
- モーション:オフ
- Libパッチ:オン(写真品質向上)
なお、動画は何をやっても撮影が出来ませんでした。したがって、動画系の設定はすべてオフにしました。古いバージョンならば使えるかもしれませんが、まあ動画は撮影しないだろうと切り捨てました。
機能
利用できる・できない機能を書き出します。
- 夜景モード:〇
- ポートレート:△(たまにフリーズして落ちる)
- 動画撮影:×
- パノラマ撮影:△(たまにフリーズして落ちる)
- 360°撮影:△(たまにフリーズして落ちる)
- スロモ録画:×
- タイムラプス:×
- フォーカス設定:自動/ニア/ファー(タッチフォーカスもあります)
- 明るさ設定:タッチしてスライドバー
- ズーム:×
まあ、動画撮影とズームを失う代わりに夜景モードを得るという感じですね。
ポートレートは、夜景モードから移動しないことと、詳細設定で「ポートレートモードでのズームを無効化」をオンにすれば安定しました。
作例(オリジナルとの比較)
ここからは、オリジナルカメラとGoogleカメラを並べて紹介していきます。
まずは元々得意な接写から。


Googleカメラのほうがぼけ感が自然に感じませんか?
オリジナルカメラは5MPに落とされてしまっているので、解像度が高いおかげもありそうですが、接写の補正が自然で引き締まって見えるので、恐らくソフトウェアの処理がより高度なんだと思います。あと、白飛びも減っている印象です。
ということで、次はコントラストの違いがわかりやすいやつ。


Googleカメラで撮影したものはコントラスト(明暗)が効いていて、カッコよく、自然に近い感じで映ってますね。
数値で確認したわけではないですが、Googleカメラで撮影したものはダイナミックレンジが広そうで、ちゃんとHDR処理がされているよう。HDR+はオンにできないですが、これならまあ満足。
最後に、ちょっと夜景というには例は良くないですが、暗いところで夜景モードを使用した場合。


光量が何倍も違うのが一目瞭然ですね!これはかなり使えそう。
ただ、これはソフトウェアの力ですので、合成するデータを何枚か撮るために3秒くらい動かさないようにしないといけませんし、写真として出来上がるまでに少し時間が掛かり、その間はバックグラウンド処理でかなり重たくなるので、他で負荷を掛けて落ちてしまわないように注意が必要です。
ちなみに、ダンプカーの写真は以前紹介したDIY砂場で撮影しました。興味あればこちらの記事もお読みください。笑
まとめ
素の状態でも接写はぼけ感が出てインスタ映えには十分そうですが、補正に不自然なところがあるので、気になる方は気になりそう。
一方でGoogleカメラを入れると接写はキリリと引き締まり、コントラストも効いて、夜景も撮影できちゃう、まあまあなオールラウンダーになるので、Rakuten Miniに必須のカメラアプリだと思います。
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なお、今日時点のお届け時期の案内ですが、どの色も7月中になってしまいましたね…
ご好評により現在入荷待ちとなっており、各色のお届け時期は7月中を予定しております。
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