週末にRakuten Miniについて購入に悩んだ・至った理由を紹介しました。
もはやRakuten Miniに”愛”すら感じて、絶対いい判断をしたという気持ちでしたが、申込時に約1か月待ちと案内されていたので、その判断の結果はずっと先になるな~…と思っていた矢先、昨日突然届いたんです!
一日しか使用していないですが、ひとまず言えることは「ノーリスクどころかメリット満載なので、気になるなら早く申し込んだほうがいいよ!」ってくらいおすすめです。
その理由については、前述の記事とこの使用レビューを参考にしていただければと。
なぜそこまでおすすめなのか、購入して良かったで収まらずに、”愛”を確信した理由についても紹介したいと思います。
- Rakuten Miniが気になって悩んでいる方
- 格安SIMを検討されている方
- Rakuten UN-LIMITのエリア外の方
ファースト・インプレッション
なんと言っても、まず気になるのはサイズ感ですよね!
開封して最初の30分は、どうやったらこのサイズ感のインパクトを伝えられるか格闘してました。笑
商品外箱
まずは焦らして、商品外箱です。笑

この写真ではよくわからないと思いますが、他のスマホと同様の箱で質感が高いです。
サイズ感は、もっとコンパクトに収めているスマホもあるので、本体もそこまで小さいイメージは沸きませんでした。
開封
ここで「えっ?」ってなりました。

ただ、やはり写真だとサイズ感が伝わりにくいですが、ACアダプターやUSBケーブルのサイズと見比べると違和感ありませんか?
色々なものとサイズ比較
試行錯誤して辿り着いたのはこれです。

マウスと同じくらいのサイズという小ささ!
次にわかりやすそうなのがこれ。

ICカードリーダーと同じくらいです!
決済の時などにこれに載せると考えると、絶対店員さんがびっくりしますね。笑
あとは定番であろう、これ。

私の手は小さいほうなので、そこまで小さく見えないかもしれませんが、どんな方でも指の上だけで収まるでしょう。
ちなみに、奥さんに見せた際の反応は「ちっさ!おもちゃかと思った!でも子どもに持たせたら絶対かわいい!」って感じでした。
私も電源入れるまでは、おもちゃなんじゃないか?と思いました。
本体外観
まあこれは色々調べられるでしょうから、サクッと色々な角度の写真を貼っておきます。
正面斜めから 左から 下から 右から 裏面
質感について少し触れておくと、全体的にしっかりしている印象です。特に裏面のパール光沢は少し高級感さえ感じさせます。ただ、側面の金属感はメッキですので、光沢感や感触でメッキだとわかります。
ちなみに、下に敷いているケースは本体裏面と接する部分がきちんとポツポツで密着しないようになっているのに安かったので満足です。
他にもテザリング用などに購入したアクセサリーと併せて、別エントリーで紹介していますので、ご参考にしてください。
付属品
以下の付属品が同包されていました。付属品の質感も良い感じでしっかりしています。
- USB-Cケーブル
- ACアダプタ
- イヤホンジャック変換ケーブル

段ボール箱には以下の楽天からの案内が入っていました。
- 初期設定の案内
- eSIM設定の案内
- スマホ下取りの広告

設定
起動
画面が小さい分、文字もボタンも小さい!
でも解像感は気になりません。画面が小さい分dpiは充分なのでしょう。

初期設定
普通のスマホと同じで、まずはWi-Fiに繋がないとGoogleにもログインできないんですが、MACアドレスフィルタリングをかけているので、先にMACアドレスを知りたいんですが、商品外箱や本体に記載がない…!

記載してくれている製品もあるので、ここは個人的には改善できたらお願いしたいポイント。
初期設定はAndroidスマホに慣れている方は、設定案内を見ずに設定できるでしょう。 ちなみに、Android OSバージョンはこんな感じでした。

まだアップデートされていないみたいですね。どこまでアップデート(サポート)していってくれるのかも気になります。
開通作業(eSIM)
まず、eSIMはネットワーク認証の類なのでWi-Fi接続がないと設定できないです。
初期設定でMACアドレスがわからないからといってスキップすると、初期設定の最後に「my 楽天モバイルアプリ」が立ち上がって開通作業に進む流れなので、なおさら商品外箱なり本体にMACアドレスを記載しておいてほしかったです。
初めてのeSIMなのでちょっと手こずりましたが、基本的には設定案内通りで出来ました。
手こずったポイントは、eSIM初期設定の案内の裏に設定用のQRコードがあって、これを読み取ると「ブラウザ」か「my 楽天モバイルアプリ」の選択肢が出てきますが、案内にも記載がなかったので、私はなんか安心感のある「ブラウザ」を選んで進んでしまい、ブラウザではeSIM認証が出来ないというトラップにハマりました。
ちなみに、ブラウザだと認証するところでQRコードが表示されるのですが、これは案内裏面のものと同じです。私はそれを別のスマホで撮って、それをRakuten Miniで再度読み込むという、バカなループにハマってしまいました。笑
もう一つ蛇足ですが、設定案内に誤記がありました。楽天モバイルの方、気付いたら直してくれるかな。

おすすめ設定
テザリングを多用する方は、ホーム画面にテザリングボタンを表示することをおすすめします。

この設定は、「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「テザリングアイコン」のスイッチをONにすれば表示されます。
なお、上の写真ではダークテーマにしていますが、かわいらしい白筐体に合わない気がしたので、ライトテーマに戻しました。
ダークテーマは黒や赤に映えそうですね。
アプリ設定
ここからはお好きにという部分ですが、楽天系のプレインストールアプリとおすすめアプリを簡単に紹介しておきます。
楽天系のプレインストールアプリ

my 楽天モバイル | eSIM設定やデータ使用量・接続回線確認に必要ですので必須 |
楽天Link | 電話かけ放題に必要ですので必須 |
楽天Pay | QRコード決済をしたいなら必須、楽天ポイントを活用できるため |
楽天Edy | タッチレス決済をしたいなら必須、楽天ポイントを活用できるため |
Viber | 既存ユーザーなら必要か、そうでないならLinkで充分か |
楽天市場 | この小さい画面で参照・手続きはしないだろうな |
楽天トラベル | 同上 |
楽天PointClub | 同上 |
楽天カード | 同上 |
楽天銀行 | 同上 |
確かこんなところだったと思います。
不要なものはアンインストールできるようになっているので、ご自身の使い方に応じて調整すればいいと思います。
上記の必須以外をアンインストールしたところ、空き容量はこんな感じでした。

ちなみにGoogle系のアプリも大半がプレインストールされており、一部はアンインストール不可です。
YouTubeなんてこの画面サイズで見ないよ…笑って思いましたが、無効にすればホーム画面からアイコンをなくすことができます。
おすすめアプリ
私が考えている使い方でインストールしたアプリを紹介します。
PayPay | モバイル決済端末にしたいので。この画面サイズでもバーコード読み取りに問題なし。 |
モバイルSuica | 定期代わりにしたいので。楽天PayでもSuicaを登録できるようになったんですが、これを入れておかないと設定できない? |
Line Lite | メイン機と同じアカウントが使える、日本のGoogle Playストアにはいのでapkダウンロードが必要。サブ機には必須では。 |
情報収集、暇つぶしのため。参照、RT、いいねくらいなら問題なし。 | |
Microsoft系 | お散歩程度はこれ一つで出かけたいので、仕事関係のTeams、To Do、Outlook、OneNoteなどは入れました。まあ参照くらいなら問題なし。 |
デバイスを探す | どこかに置き忘れてしまいそうなので、これは必須では。 |
使用レビュー
ここからは一日使用してみたレビューです。
タッチ操作感
反応・感度は問題ないですが、多少慣れても小ささに手こずります。
フリック入力は大画面スマホよりは楽ですが、英語のフリック入力はしていなかったので慣れが必要です。
あまり長文の入力には向いていないのは明らかですが、音声入力で解決できると思います。以下の記事をご参考にしていただければと。
画面表示
意外に慣れてしまいました。大画面スマホ(HW-01K)と比べると2.5倍は違うので、持ち替えると逆に画面の大きさに戸惑います。
テザリング
以下の記事にまとめましたので、こちらをご参照ください。
バッテリー持ち
初期起動時が65%で、2時間ほど設定をしたり少しいじっていたら、残り25%になっていました。恐らくアプリの更新で長く通信していたからだと思いますが、やはり何かしら動作させるとガンガン減っていくイメージです。
充電速度は、残り10%まで消費させて、満充電まで1.5時間ほどと、やはりバッテリー容量が小さいので早いです。
待ち受けについては、昨晩100%で就寝、8時間ほど放置していたら、残り95%でした。単純計算で6.5日以上は持ちますね。
バッテリー持ちの悪さは他のレビューで見ていたので、まあテザリングはバッテリーや速度のことを考えてUSB接続にするので問題なさそうです。
カメラ
別の記事にまとめましたので、こちらをご参考にしてください。
なぜ”愛”まで感じたのか
この記事の最大のポイントですね。笑
これをお伝えするのは非常に難しいんですが、例えるならこんな感覚です。
恋人・ペット感
- 常に連れて行きたくなるような、小ささ・軽さ、かわいらしさ
- 必要最低限の機能は押さえており、デート感覚の散歩程度であれば一緒に行きたい、距離感
- 胸ポケットに入れてもすっぽり収まって主張しない、控えめさ
- 気を抜いたらどこかに行ってしまいそうな、かよわさ
- だから、リード(ストラップ)を付けていたくなる、おてんばさ
秘書感
- 必要最低限って言っても、今必要な機能は備えている、頼もしさ
- 小さいんだけど、だからこそすぐに応えてくれる、コンシェルジュ感
愛Phone感
結局これを言いたいだけかもしれないんですが。笑
購入理由のエントリーでも書きましたが、昔iPhone4を使っていて最近の断捨離でリサイクルに出したんですが、手に収まる感覚がどこか愛おしくて、捨てるのが心苦しかったんです。そこに見た目もなんか昔のiPhoneに似ているRakuten Miniを見つけて、愛を感じてしまったというわけです。
要改善ポイント
とは言え、もっと良くなってほしいので、いくつか改善ポイントを挙げさせていただきます。
ジャイロセンサー
搭載されてはいるみたいなのですが、「本体を持ち上げたら画面ON」の設定がない。顔認証はこれと組み合わせると快適ですし、電源ボタンが潰れる心配もなくなるので、これはぜひ搭載してほしい。
バッテリー容量
問題なさそうとは言え、欲を言えばもう少しバッテリー持ちを良くしてほしい。こんな小さくて愛らしい筐体に、これより大きなモバイルバッテリーを繋ぐなんて不格好なので。
廃熱
初期設定でアプリをアップデートして負荷が掛かっているときに全体的に温かく感じました。筐体がプラスチックなので仕方ないのですが、例えば側面を金属製にすれば、廃熱と高級感が改善されると思います。
世界最小・最軽量を目指すためにも悩まれたポイントだと思うのですが、このサイズなら多少の重量増は許容範囲内に感じます。

Rakuten Miniをおすすめする方・おすすめしない方
ここまで読んでいただいた方は、購入する気持ちに振れているか、あと一押し欲しいというところでしょうから、最後に注意点も含めて、Rakuten Miniをおすすめする方としない方を個人的な感覚で分けたいと思います。
おすすめする方
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)が気になっていて悩んでいる方
気になるなら新規契約して試してみればいいと思います。リスクゼロどころかメリット満載ですから。詳しくは下記記事を参照ください。
Android2台持ちで使い分けをしたい方
前述したように、ちょうどいい距離感(使える場面とそうでない場面)がありますので、2台持ちのほうが使いこなせるはずです。
モバイルルーターが欲しい方
まだ試せていないのですが、USB接続ならバッテリー持ち・通信速度も問題なさそうなレビューが出ていますので、なんてったって1年間無料ですし、その後でも月額2,980円でデータ通信無制限(楽天回線エリア)ならそういった割り切った使い方もありだと思います。
ただし、使い方によってはパートナー回線で上限5GBにすぐ達してしまうかもしれませんので、自宅が楽天回線エリア内か主に使用するのがエリア内(例えばエリア内にあるカフェや会社)などの場合に限られると思います。
ガラケーからスマホに乗り換えたい方
機能としてはガラケー以上で、シンプルなUIでわかりやすいので、初めてのスマホにしたい方にもおすすめできます。ハードルは文字入力だけだと思います。とは言え、フリック入力ではなく、ガラケーのようにポチポチ入力すればメールもできるのでは。
今のところ、らくらくフォンみたいなものは出ていないですが、格安キャリアの類とは言え、楽天モバイルはショップが全国にあるので、ある程度のサポートは期待できると思います。
おすすめしない方
大体はおすすめする方の逆ですが、ちょっと説明します。
楽天が好きじゃない
楽天サービスの囲い込み戦略(個人的には利用者の利便性のためだとは思ってますよ)とか、なんか楽天が好きではないとかなら、すっぱり切り捨てていいと思います。
そもそも、この記事にアクセスするのは気になっている方々でしょうから、いても「好きにはなれてないけど、それはもう納得の上」って感じでしょう。
初めてのAndroid端末として試したい方
例えば今はiPhoneユーザーの方が、Androidが気になるから実質無料で手に入るRakuten Miniで試してみたい、というのはあまりおすすめしません。
やはり小型なのでAndroidの機能を活用しきれないので、そういう方は他のある程度のサイズの格安スマホで試したほうがいいと思います。
「なんだ、Androidってこんなものか。」とは思ってほしくないので。
メイン機・主回線にしたい方
色々ご検討された上で、ご自身の使い方ならメイン機・主回線で良さそうと判断されたなら、もちろん引き留めはしません。
ですが、スマホに性能・機能を求める(気が少しでもする)なら注意が必要です。
詳しく調べていないのでわからないというのが正直ですが、UN-LIMITの1年間無料にすべり込むための一時しのぎのRakuten Miniは、機種変更時に何が制約として現れるかわかりません。
これはeSIMだからこそなのですが、まずはっきりしているのは機種変更でも手数料3,000円が掛かるようです。
「後でメイン機を用意して機種変更して完全移行したい」ということも考えられますが、どのような制約があるかはご自身で調べていただくようお願いします。(そのうち調べてアップデートするかもしれません)
通話専用で考えている方
月2,980円でかけ放題ならば、もっと割り切って通話専用にするというのは、ビジネスマンにはありかもしれませんが、今はLINEとかもありますし、レガシーキャリア(docomo、au、Softbank)や格安キャリアでも同様の値段でプランを出しているので、個人利用ではあまりおすすめしません。
着信メインならばなおさら、ガラケーで1,000円程度で運用できますし。
データ通信無制限(楽天回線エリア内)と組み合わさっているからこその破格ですね。
まとめ
以上、読み返してみると至るところに「楽天大好き」みたいな感じが出てしまってますね。笑
まあ私はもともと楽天ユーザーなので多少の贔屓目はあるかもしれませんが、冷静に事実だけ整理しても、試さない理由はないのではないでしょうか?
今のところ控えめに言って、
「最高」
ですよ。
早く色んなところに連れて行って、色んなことを試したいな~。(まるで恋人のような言い方ですが、それだと後半があやうい表現になる。笑)
まあ、まだ一日しか使用しておらず、テザリングも試せていない状況での感想ですが、1円キャンペーンや1年間無料キャンペーンが終わってしまったら、お得感はまったく違うので、ちょっとあおり気味かもしれないですが、今の気持ちを率直に書かせていただきました。
気になる方は急いで申し込んでみてはいかがでしょうか。
なお、今日時点のお届け時期の目安です。
ご好評により、現在入荷待ちとなっております。
各色お届け時期の目安は下記のとおりとなります。
- ナイトブラック : 2020年6月下旬頃
- クールホワイト : 2020年6月下旬頃
- クリムゾンレッド: 2020年7月中旬頃
また、お申し込み時に選択いただく希望日時にはお届けできません。あらかじめご了承ください。
今のところ延びてなさそうですし、私みたいにサプライズで早く届くなんてこともあるかもしれませんね。笑
1円キャンペーンは6/17(水)8:59までです。(決して楽天の手のものではありません)
モノとしても「小型スマホもいいな!」と思っているところですので、しっかり使い込んだレビューもいずれ書きたいと思います。
*2週間使ってみて、どうライフスタイルが変わったのかをまとめてみましたので、ご参考にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
良かったらTwitterでいいね♡やコメントをいただけると嬉しいです!
(ブログを始めたばかりなので励みになります)
コメント